振込先の書類に【UFJ】としか書いてなかったので、 
UFJ と書いて受付カウンターに出したら、 


「【三菱東京UFJ】と書いていただかないとお取り扱いできません」 


と言われて書き直し。 

1) 相手先名前・フリガナ 
2) 相手先口座・種別 
3) 自分の名前・フリガナ 
4) 自分の口座・種別・その他 
5) 金額・はんこ 
6) 自分の住所・電話番号 

これ全部書き直しって、俺のせいかよ。 
で、渡したら 


「こちらでお待ち下さい」 


って、二人の女性がたちっぱでなんかしている。 
小さなテーブルの上で忙しそうに書類に目を通したり確認したり。 

テーブルの端から上方に伸びるポールには、 
現在処理中の番号が表示されている。 

後方には2台の ATM。 
出金にはこれを使うらしい。 

立って通れないドアがその ATM の両側にあり、時々内部から 
出入りする女性がなにやら、たちっぱとヒソヒソ話している。 

なんか、全体的に変な感じではあるが、 
セキュリティ上は良いのかいな。 


「すみません、おそれいりますがはんこをお持ちですか?」 


何かと思えば、もらった書類はその支店専用で、 
他支店の口座を持つ俺は、出金伝票を書かないといけないらしい。 
つうか、カウンターで手渡されたもので、俺に選択の余地は無い。 


「なんじゃそりゃ」 


と、名前と金額を書いてはんを押す。 



昔から銀行の「窓口」とは何故か相性悪い。
いつか天罰もらって下さい。