和夜、白夜、千夜




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浴衣姿のお嬢ちゃんが、 ドアの際で流れる風景に視線を・・・と思いきや。 流れるような指先の運び。 時々ちらと見る程度ののんびりした動きに見えるのだが、 俺の角度から見える、ディスプレイは信じられない速度で 文字列が増えて画面を満たしているのだった。 「すげ・・」 祭りの最後を彩る花火も凄かったが、 微妙に涼しげな祭りの夜。 今日も上機嫌の親父と別れ、 浴衣の色彩に彩られた車内に揺られ帰途に着く。 さて。 これからが夏本番です。